カラーベスト(スレート)屋根のカバー工法・葺き替えの問題点。
カラーベスト(スレート)屋根、どの工事方法が適切なのかを判断するには下地(野地板)の状態を的確に判断できる業者に依頼する必要があります。
下地が傷んだまま屋根のカバー工法してしまうと強風で屋根材が剥がれてしまう事もあり、近隣の家に被害を与える事もあります。
また、カラーベスト(スレート)屋根は軽そうに見えますが、1坪あたり68kgの重さがあり、16.5kg/坪のガルバリウム鋼板でカバー工法すると瓦屋根の半分くらいの重さになり地震による揺れ幅が大きくなります。
スレート屋根の雨漏り原因:屋根塗装すれば雨漏りが直ると勧める業者が多くいますが、屋根塗装は状態を悪化させることはあっても雨漏りが直る事はありません。
こちらのお客様も、塗装後に雨漏りが直らないと連絡頂きましたが、屋根を剥がしてみるとルーフィングの至る所に黒い漏水跡が見られました。
漏水の原因は、棟部の隅切りという加工がきちんとされていなかった事でしたが、決定的な雨漏り原因はスレート屋根を固定するために打たれた釘が谷樋を貫通していたからでした。
その影響で谷樋の廻りには大きなカビが生え、屋根の骨組みまで腐っていました。
これだけ腐っていれば、屋根専門業者であれば屋根の裏側(軒天)の状態を見ることで雨漏り原因は特定できたはずです。
屋根工事後の施工トラブルを防ぐ専門技術。
「雨漏りしやすい形の屋根形状、技術の高い職人さんに担当してもらいたい」とご依頼頂いた指名工事。
急勾配屋根に谷があり、煙突・ドーマー・トップライトなどが多くあり非常に雨漏りしやすい構造のため、一般業者では施工不可。
屋根勾配に適した屋根材を使い分け、二重・三重の安全策を施した協会専門職人による異次元のガルバリウム鋼板屋根工事例です。
工事方法については、協会が運営する屋根無料見積.comの「カラーベスト(スレート)屋根について」をご覧下さい。
また、屋根カバー工法について・屋根葺き替えについても合わせてご覧ください。